『越年 Lovers』の本予告が解禁となりました!
今回解禁された予告編は、凍えそうな雪景色の中、雪にはまり動かなくなった車を動かそうとする主人公・寛一(峯田和伸)と寛一の幼馴染・碧(橋本マナミ)が再会するシーンから始まる。「あんたら何やってんの~」と可愛らしい山形弁の葵に対し、寛一は少し驚いた様子で「…やあ」と返し、年月を経て初恋の相手に久しぶりに再会したもどかしさが感じ取れる。しかし喫茶店で寛一が昔話を持ち掛けると、碧はそっけない様子でその場を立ち去ってしまう…。ここでマレーシアパート、台湾パートに切り替わり、会社を出ようとしたシャオラン(ヤオ・アイニン)がエレベーター前で待ち伏せしている男・インシューにいきなりビンタされ半泣きになる様子や、亡き母の家を片付けながら「母のような人生はイヤよ」つぶやくモーリーに片づけを手伝うチェンナンが寄り添う様子が映し出される。そしてまた、日本パートに戻ると碧が寛一に「待てって言うな。待たないよ、誰も。…行きたい時は行くの。」と言い放ち、気持ちを隠して素直になれない歯がゆさが垣間見える。そしてそれぞれのシーンに共通するのは本心をぶつけることができない、こじれた恋心だ。
愛に生きた作家・岡本かの子が紡いだ傑作小説をもとに紡いだ、恋だけが人生じゃないけれど、こんな恋があってもいいと思わせてくれる、オトナ女子が共感せずにはいられない本作。それぞれの恋の行方が気になる予告編が完成しました。